ジェントルマン

ジェントルマン 韓国映画

公開日: 2021年製作の映画

監督/脚本:キム・ギョンウォン

韓国語表記:젠틀맨

視聴方法:U-NEXT

上映時間 123分

おすすめ度:3.5

あらすじ

依頼された事件を必ず解決すると評判の興信所社長、チ・ヒョンス。犬の捜索を頼まれ、依頼人と共に訪れたペンションで謎の男に襲われ、気を失ってしまう。目覚めると、依頼人は姿を消し、ヒョンスは誘拐事件の容疑者として追われることに。運悪く誤解され、検事だと思い込まれたヒョンスは、依頼人を探すために検事を装い捜査を開始。その過程で出会ったのは、「監察部のイカれ女」と呼ばれるキム・ファジン検事だった。次第に、事件の背後に大手法律事務所の社長、クォン・ドフンが関わっていることが判明する。無実を証明したいヒョンスと、かつて取り逃がしたドフンへの復讐を果たしたいファジン。互いの目的のために手を組んだ二人は、大手法律事務所の闇を暴こうと戦いを挑む…。

キャスト

チュ・ジフン:チ・ヒョンス(興信所社長→検事に偽装)
パク・ソンウン:クォン・ドフン(悪徳社長)
チェ・ソンウン:キム・ファジン(熱血検事)

感想

ジェントルマン

この映画を観て、まず思ったことは「作戦は完璧!」という一言に尽きます。ストーリー全体を通じて、緻密に練られた作戦が展開され、その巧妙さに何度も驚かされました。

チュ・ジフンとパク・ソンウンの二人ともかっこよかった~。チュ・ジフンは犬との絡みが自然で微笑ましく、彼の演技力が際立っていました。また、韓国の俳優はスーツ姿が本当に似合うなと改めて感じさせられました。パク・ソンウンも相変わらず悪でしたね、画面に緊張感をもたらしてくれました。

ストーリーにはどんでん返しがあり、最後にはびしっと決まる結末が待っていました。予想外の展開に、最後まで飽きることなく楽しむことができました。

この映画は、噛めば噛むほど味が出るような作品でした。観るたびに新しい発見があり、何度も楽しめる映画だと思います。ただし、アクション映画が好きな人には少し物足りないかもしれませんが、話の展開が面白く、満足感のある作品でした。